看護師の勤務内容は、3Kと呼ばれていますが、近年では更にKが増え、過酷な職場と言われています。きつい、汚い、危険の3Kに、給料が安い、休暇がとれない、帰りが遅い、婚期を逃す、化粧ノリが悪いなどのKが付けくわえられ、特に敬遠される職業になりかわってしまいました。

看護師の過酷さは、働いたものにのみ分かる重労働です。勤務時間がその日によって異なることで、身体のリズムが狂い、睡眠不足になります。患者の生死に深く関わっていることで、常に神経をつかう必要が出、慢性的な疲れへと繋がります。女性の多い職場特有の人間関係のぎこちなさがあり、患者のみならず職場の仲間への接客のような対応が求められます。定時にあがれる職場は少なく、残業を強いられることが多いようです。急患が入ると忙しくなるため、スケジュールの管理が難しい仕事でもあります。また、患者は老若男女問いませんので、女性だけで男性の身体を持ち上げたりする、力仕事も求められます。

このように、看護師の過重労働を言葉にすると、きりがありません。看護師が転職を望むケースでは、このような過酷さに加え、職場の環境が悪く、看護師が少ないなどの理由で、ひとりあたりの労働が大きくなっている点も考えられます。看護師不足が騒がれる中、看護師の少ない環境では、その負担が在籍している看護師に全て振りかかります。このような看護師の過重労働を防ぐためにも、7対1制度が制定されたのですが、中小病院には看護師を確保する術がなく、この問題は未だ解決できずにいるようです。